OSAWG 再開

OSAWG各位

紆余曲折ありましたが、Renesas様のSoCで進める方向で進んでいます。

先日、Build環境構築の手順が確立し、Buildとボードへの書き込みまでが出来るようになりました。

WiKiも更新しますので、少々お待ちください。
http://osawg.android-group.jp/wiki/

現在はRenesasのR-Car H3のシリーズを使用していますが

最終的には2019年に発売される、R-Carの産業用版を使用します。

 

2016.04.16 自己完結環境

試作基板で、自己完結(試作基板のみでUbuntuやAndroidをBuildし試作基板が起動するイメージを生成)する為の環境ですLinux及びAndroidのGitミラーはHDD内に取得し、SSDは対象のソースをミラーから取得し、SSDでビルドしています。
現在は、250G SSD+500G HDDと5T NAS 構成となっています。

こちらの目的は、OSAWGの目的でもありますが、対象の基板を購入し、HDD、ディスプレイ、マウス、キーボードとインターネット環境で開発が行える事を目指しているからです。

osawg_20160416

Screenshot_from_2016-04-16 09:29:49

20160411

SSDとHDDをUSB接続して環境を構築中
BLEAD-AGE20160411

先行の試作ボードで、Linux及びAndroidのBuildを行う為
250GのSSDと500GのHDDをUSB接続し、AOSPのrepo sync 中です。
LinuxのKernelのバージョンを合わせるために、各環境の取得を行っています。

★画像は、起動用SDカードの、パーティション構成です。

この環境では、クロスコンパイル環境を必要としません。
しかし、AndroidのBuildのどこかで、64Bit必須だった記憶もあるので、少し苦労するかも知れません。

次の試作は、クラウドファウンディングで資金を集めています。
ぜひ、ご協力をよろしくお願い致します。
https://motion-gallery.net/projects/blead-age

第二回会合時の、基板画像です。

BLEAD-AGE-20160408

4/8第二回会合ハンズオン時の基板構成 写真です。
拡張カード(PCI Express+Ethernet)装着しています。
MB86S71は、QuadCoreですが現時点でDualCoreで動作している為、DualCoreでの結果です。
UnixBenchの結果(当日は完走まで待てなかったので結果です)
BLEAD-AGE Single 301.0 Dual 467.2
RaspberyPi3 Single 310.1 Quad 805.0

まだ、ほとんどチューニングを行っていない状況で、このスコアはまずまずだと思います。
残りの2個のコアを動かす事を進めます。

日本Androidの会のワーキンググループです。仕様が公開されたSoCを使用しAndroidをみんなで動かします。